共感と協調のリーダーシップ(2025年上期)

目次

開催概要

3日間を通して、「自分をどう励まし、人とどう協力するか」、「リーダーシップとは何か」といった、これからの人生で共通して大切になるテーマに取り組みます。

内容

Day1実践から学ぼう

試行錯誤の大切さと、自分の失敗を振り返りそれを人に伝えることで失敗を成長につなげるマインドセットを学びました。

写真。スパゲッティーとマシュマロを使って中高生4名がワークショップをしている。それを講師2名が見守っている。
この日一番盛り上がったのが“マシュマロチャレンジ”演習!
チームで相談しながらマシュマロを置くための高いタワーをつくります

 

写真。中高生4名がシートに振り返りを記述している。
演習後は振り返りを通して、自分の過去の失敗をどう受け止めるかを学びます

Day2:自分を励まそう

ストレスや不安などここに傷を負ったときにどう対処すればいいのか、自分を励ます“セルフ・コンパッション”の考え方を学びました。

写真。講師が片手を挙げ、受講生に向かって挙手を促している。
“転んでケガをしたときの対処法は教わるのに、心が傷ついたときの対処法は教わらないよね”という先生の言葉にみんなハッとしながら、活躍するリーダーが大切にしているセルフ・コンパッションを学びます
写真。受講生らが立ち上がり、手を前に出してポーズを取っている。
みんなでセルフ・コンパッションのフレーズを体を使いながら発声し、即実践!

Day3:仲間と前に進もう

仲間と共に前に進むために必要な「相手からの協力を得るための3つの要素」について学びました。

写真。にこやかにプリントを読む受講生たち。
相手がどんな気持ちになのか、どう伝えれば協力したいと思ってもらえるのかを、ロールプレイングを通して体感する演習
写真。マイクを持って発表する受講生。
写真。プロジェクタ前で発表する受講生。
授業の最後には、今後の目標をみんなに向けて発表!

参加者の声

イラスト。男子生徒。

部長としてリーダーをする中で、今回の授業は共感できることや納得できることが多くありました。人を導くにはどうしていけばよいのか、実践的なヒントも得られてとてもためになりました。

まずは自分を大切にすることが、人にも良い影響を与えることにつながると理解できたので、これからは自分とも向き合っていきたいです。

イラスト。女子生徒。

自分が傷ついたとき、これまでは「時間が経てば忘れられる」と思い、あまり向き合う方法がわかりませんでした。今回の授業を通して、「自分はどうしたかったのか」に向き合うことを学び、次の行動に進む方法を知ることができて、とてもよかったです。

これから部活の部長になりたいと思っているので、みんなを引っ張っていく存在になるためにも、今回の学びを生かしたいです。

編集後記

写真。レポーターみずき。朗らかに微笑む女性。

Day1〜3を通して、生徒の皆さんがどんどん前のめりになっていく姿勢の変化を、肌で感じることができました。最終日には先生に自ら質問しに行く姿も見られ、その積極性がとても嬉しかったです。

若い世代だからこそ、大人になると少し照れてしまうような「自分へのスローガン」にも、本気で真剣に向き合える。多感な中高生時代にこそ必要なリーダーシップ教育の大切さを、改めて強く実感しました。

教科の勉強とは違い、人生を通して欠かせない「自分との向き合い方」や「人とのかかわり方」を、この時期に学べたことは大きな財産になるはずです。

みなさんの将来がとても楽しみです!

レポーター:みずき

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